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おいしいあなごめし弁当は旅のお供に何とありがたいこと。
ある人はフェリーのデッキで旅に向けての腹ごしらえに。ある人は宮島に渡り、景色を愛でながら友だちと。
いろんな場所で、いろんな旅の思い出を作ります。
できたてのおいしさはもちろんのこと、時間が経ったお弁当のおいしさも格別。あなごとご飯がなじんで味が濃くなるので、あえてお弁当を選ぶ常連さんもいるほどです。
そしてもう一つ、お弁当の楽しみは店ごとに工夫された掛け紙。明治・大正時代のデザインを復刻した『あなごめしうえの』の掛け紙や、ご贔屓のデザイナーが宮島をモチーフに描いてくれたという『ふじの屋』の掛け紙など、見ているだけで楽しいものです。

瀬戸内海はあなご、かきとともに小いわしの有名な産地。
“小いわし”とは広島地方の呼び名で、一般名は“かたくちいわし”といい、毎年6月頃、漁が解禁となります。
おすすめの食べ方は、なんといってもお刺身。旨みが強く、そのおいしさは「七度洗えば鯛の味」と称されるほど。生姜醤油やからしみそにつけていただきます。他にも、天ぷらやフライ、塩焼き、南蛮漬けも絶品。これらの小いわし料理は、広島を代表する郷土料理であり、宮島口商店街のお食事処や居酒屋、割烹店などで堪能できます。

カフェ・レストラン

宮島口の夜がにわかに賑わっています。
パスタやピッツァとおすすめワインが堪能できるイタリアンレストランや、ガレットやカクテルが楽しめるカフェ・ダイニング・バー。
おいしい料理やお酒を前に、仲間との会話が弾みます。